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賈氏
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こし
ふりがな文庫
“
賈氏
(
こし
)” の例文
そこへ、
楚々
(
そそ
)
と、
盧俊儀
(
ろしゅんぎ
)
の妻の
賈氏
(
こし
)
が、
屏風
(
びょうぶ
)
を巡ってあらわれた。
李固
(
りこ
)
や燕青と共に「——そんな遠出の旅は、思いとまっていただきたい」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
妻の
賈氏
(
こし
)
もいそいそすすめ、李固も何かともてなすので、
盧
(
ろ
)
は自分の小心を
辱
(
は
)
じ、その晩はわれから機嫌を直して
寝
(
しん
)
に就いた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賈氏
(
こし
)
も燕青も、その人が見えなくなるまで手を振っている。しかし賈氏のひとみには、前日、先発した馬車を見送っていたときのような
瞼
(
まぶた
)
の濡れはさらにない——。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賈
漢検1級
部首:⾙
13画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
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賈
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