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賂
ふりがな文庫
“賂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まいない
66.7%
おく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まいない
(逆引き)
空も
路
(
みち
)
も暗かった。三人はポルタ・ヌオバの門番に
賂
(
まいない
)
して
易々
(
やすやす
)
と門を出た。門を出るとウムブリヤの平野は真暗に遠く広く眼の前に
展
(
ひら
)
け
亘
(
わた
)
った。
クララの出家
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
恐れて、すぐ
賂
(
まいない
)
を送った者もあるが、
皇甫嵩
(
こうほすう
)
と、
朱雋
(
しゅしゆん
)
の二将軍などは
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賂(まいない)の例文をもっと
(2作品)
見る
おく
(逆引き)
そのものゝ父はかの笑はしめしものを公に訟へければ、一座に連りしものより金を
歛
(
あつ
)
めて
賂
(
おく
)
り、某甲を葬りて、事解けぬとなむ。(新古文林 第一巻第五号 明治三十八年八月)
『聊斎志異』より
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
賂(おく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“賂(
賄賂
)”の解説
賄賂(わいろ)は、汚職の一形態。主権者の代理として公権力を執行する為政者や官吏が権力執行の裁量に特別な便宜を計ってもらうことを期待する他者から受ける不正な財やサービスのこと。賂(まいない)とも呼ばれる。賄賂を受け取ることを「収賄」、贈ることを「贈賄」、両方の行為を合わせて「贈収賄」と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
賂
常用漢字
中学
部首:⾙
13画
“賂”の関連語
収賄
贈賄
“賂”を含む語句
賄賂
賄賂請託
嘱賂
権門賄賂
貨賂
賄賂不浄財
賄賂也
賄賂請願
“賂”のふりがなが多い著者
蒲原有明
有島武郎
吉川英治