“貧屋”の読み方と例文
読み方割合
ひんおく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田野でんや貧屋ひんおくに馳せ、ままならぬ世態と、国の久遠くおんの先の先まで、憂いかなしみ、また信じたり希望したり、そして酒も尽き興もつきれば、詩を吐いて
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「黄匪の害は見ていますが、小さい貧屋ひんおくに、ひとりの母さえ養いかねている身には」
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)