負子おいご)” の例文
負子おいごを外した男は、自分でスコップを持ち、女には鍬を握らせた。雪は下になるほど固く凍って居た。しかも上からは休みなく降り、風は平原の涯からうなりを立てて吹きつけ、吹き溜めて居た。
とも喰い (新字新仮名) / 本庄陸男(著)