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貞柳
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ていりゅう
ふりがな文庫
“
貞柳
(
ていりゅう
)” の例文
金杉橋から、たった一足の
将監橋
(
しょうげんばし
)
の裏長屋に、十郎左を、目の中に入れるほど可愛がって育てた母の
貞柳
(
ていりゅう
)
が、ひとりで住んでいるのを、内蔵助は、知っていたのである。
べんがら炬燵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狂歌は
卜養
(
ぼくよう
)
貞柳
(
ていりゅう
)
未得
(
みとく
)
らの以後その吟咏に
工
(
たく
)
みなるものなかりしが故か、一時やや
振
(
ふる
)
はず、
安永末年
(
あんえいばつねん
)
朱楽菅江
(
あけらかんこう
)
唐衣橘洲
(
からころもきっしゅう
)
四方赤良
(
よものあから
)
ら青年狂歌師の輩出するを待つて始めて再興せられたり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
貞
常用漢字
中学
部首:⾙
9画
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“貞”で始まる語句
貞
貞操
貞享
貞奴
貞観
貞淑
貞任
貞光
貞徳
貞女