“豆満江”の読み方と例文
読み方割合
とまんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清正は更に開城を経た後大陸を横断して西海岸に出で、海汀倉かいていそうに大勝し長駆豆満江とまんこう辺の会寧に至った。此処で先の臨海君順和君の二王子をとりこにした。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
清津せいしん豆満江とまんこうから、露領沿海州に到るまで要所要所を視察してまわること半年余り……いかな太っ腹の佐々木知事も内心大いに心配していたというが、それはその筈だ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「あたし豆満江とまんこうがもう一ペン見とう御座いますわ」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)