護詞イハヒゴト)” の例文
護詞イハヒゴトの中のことわざに近い詞章の本義を忘れて、祝詞の中の真言と感じたのだ。地上の祓への護詞と、真言なる章句とを区別したのである。
さうして、護詞イハヒゴトをほかひすることほぎの演技と、発想上の習慣とを強調して、当代の嗜好を迎へて行つた。
藤原御井歌の如きは、陰陽道様式を採り容れた創作の大殿祭祝詞(実はいはひゴト)であり、藤原役民エノタミ歌は、山口祭か斎柱祭イムハシラマツリの類の護詞イハヒゴトの変態である。