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謭劣
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せんれつ
ふりがな文庫
“
謭劣
(
せんれつ
)” の例文
先生今「鏡花全集」十五巻を編し、
巨霊
(
きよれい
)
神斧
(
しんふ
)
の
痕
(
あと
)
を残さんとするに当り我等知を先生に
辱
(
かたじけな
)
うするもの敢て
謭劣
(
せんれつ
)
の才を以て
参丁校対
(
さんていかうつゐ
)
の事に従ふ。
「鏡花全集」目録開口
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
殊
(
こと
)
に燧山下尾瀬沼なるものありて、岩代上野の県道其沼辺を
通
(
つう
)
じ、
直
(
ただ
)
ちに戸倉に出るを得るの概算予定するを
得
(
え
)
て、帰路に
就
(
つ
)
く
既
(
すで
)
に
近
(
ちか
)
きにあればなり、され共人智の
謭劣
(
せんれつ
)
先見
(
せんけん
)
の
明
(
めい
)
なき
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
謭
部首:⾔
18画
劣
常用漢字
中学
部首:⼒
6画