“謭劣”の読み方と例文
読み方割合
せんれつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生今「鏡花全集」十五巻を編し、巨霊きよれい神斧しんふあとを残さんとするに当り我等知を先生にかたじけなうするもの敢て謭劣せんれつの才を以て参丁校対さんていかうつゐの事に従ふ。
「鏡花全集」目録開口 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ことに燧山下尾瀬沼なるものありて、岩代上野の県道其沼辺をつうじ、ただちに戸倉に出るを得るの概算予定するをて、帰路にすでちかきにあればなり、され共人智の謭劣せんれつ先見せんけんめいなき
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)