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諸肌脱
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もろはだぬぎ
ふりがな文庫
“
諸肌脱
(
もろはだぬぎ
)” の例文
この連中も最初のうちは、やや控え目にしていたのが、ようやく調子づいて来ると、
四方
(
あたり
)
に遠慮がない。
諸肌脱
(
もろはだぬぎ
)
になった
壺振役
(
つぼふりやく
)
が、手ぐすね引いていると、
声目
(
こえめ
)
を見る
中盆
(
なかぼん
)
の目が据わる。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
と
向顱巻
(
むこうはちまき
)
したであります——はてさて、この気構えでは、どうやら
覚束
(
おぼつか
)
ないと存じながら、
連
(
つれ
)
にはぐれた小相撲という風に、源氏車の
首抜
(
くびぬき
)
浴衣の
諸肌脱
(
もろはだぬぎ
)
、素足に
草鞋穿
(
わらじばき
)
、じんじん
端折
(
ばしょり
)
で
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
肌
常用漢字
中学
部首:⾁
6画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“諸肌”で始まる語句
諸肌