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諛辞
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ゆじ
ふりがな文庫
“
諛辞
(
ゆじ
)” の例文
若し夫れ彼れが遺著たる「エメルソン」に至つては、其今日の文学世界絶好の散文たるは世自ら公論あり、又我儕の
諛辞
(
ゆじ
)
を要せざる也。
北村透谷君
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
異国の
風情
(
ふぜい
)
を好む近年の流行心理に投じた為もあるが、欧洲人にして
此
(
この
)
画家程
印度
(
インド
)
人を領解した人は無いと云ふ諸新聞の推讃も決して
諛辞
(
ゆじ
)
で無い。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
私は坪内君が
諛辞
(
ゆじ
)
を好む人でない事を知ってるから少しも
憚
(
はばか
)
らずに直言する。
明治の文学の開拓者:――坪内逍遥――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
竹田陳人が所謂挙世伝播頼家脚都門一様字渾肥といふもの、決して
諛辞
(
ゆじ
)
に非りし也。彼は斯の如くに天下より景慕せられたり。書生は皆頼氏の門に向つて
奔
(
はし
)
れり。文運は頼氏に因りて一変せられたり。
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
諛
漢検1級
部首:⾔
15画
辞
常用漢字
小4
部首:⾟
13画
“諛”で始まる語句
諛
諛言
諛墓
諛評