トップ
>
調合
>
ちょうごう
ふりがな文庫
“
調合
(
ちょうごう
)” の例文
では、くすりを
調合
(
ちょうごう
)
してあげるから、それをもって、日の出る前、おかの所までおよいでいって、岸に上がって、それをのむのだよ。
人魚のひいさま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
大いそぎで
薬品
(
やくひん
)
の
調合
(
ちょうごう
)
にとりかかり、それができあがると、
夕方
(
ゆうがた
)
から夜にかけて、ぼくは
体
(
からだ
)
を
透明
(
とうめい
)
にするその
薬
(
くすり
)
をのみつづけたんだ——
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
「ああ、そうか。いや、それにしても四十幾時間も睡るわけがない。わしの
調合
(
ちょうごう
)
によれば、せいぜい前後十時間ぐらいは睡るように薬の
濃度
(
のうど
)
を決めたつもりじゃったが……」
大使館の始末機関:――金博士シリーズ・7――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ゴルドンはサクラ号にそなえてあった薬を、あれこれと
調剤
(
ちょうざい
)
した、だが医学の知識が十分でないかれは、病名のわからない熱病に対して、ききめのある薬を
調合
(
ちょうごう
)
することができない。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ぼくは
下宿
(
げしゅく
)
にかえると、さっそく
薬
(
くすり
)
の
調合
(
ちょうごう
)
にかかったんだ。そこへ前からぼくのことをうさんくさい目でみていた
下宿
(
げしゅく
)
のおやじが、
文句
(
もんく
)
を言いにきたんだ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
“調合”の意味
《名詞》
調 合(ちょうごう)
薬品、調味料、香料、酒などの二種類以上のものを、基準などに適合するように混ぜ合わせること。
(出典:Wiktionary)
調
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“調合”で始まる語句
調合所