言合いいあ)” の例文
然るにこの位な揶揄やゆ弄言ろうげんは平生面と向って談笑の間に言合いいあうにかかわらず、この手紙がイライラした神経によっぽどさわったものと見えて平時いつにない怒気紛々たる返事を直ぐ寄越よこした。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)