トップ
>
触鬚
>
しょくしゅ
ふりがな文庫
“
触鬚
(
しょくしゅ
)” の例文
諸君はこの悲痛なる
椿事
(
ちんじ
)
をも黙殺するであろう乎。即ち彼は余の妻を寝取ったのである! 而して諸君、再び明敏なること
触鬚
(
しょくしゅ
)
の如き諸君よ。
風博士
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
昼間の間に部屋の中へ、こっそり忍び込んでいたのでもあろう、一匹の
蟋蟀
(
こおろぎ
)
が飛んで来た。長い
触鬚
(
しょくしゅ
)
をピラピラと揺すって、巨大な
蚤
(
のみ
)
のような形をして燭台の脚の下にうずくまっている。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
即ち彼は余の妻を寝取つたのである! 而して諸君、再び明敏なること
触鬚
(
しょくしゅ
)
の如き諸君よ、余の妻は麗はしきこと高山植物の如く、実に単なる植物ではなかつたのである。
風博士
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
“触鬚(触肢)”の解説
触肢(しょくし、英語: ', palp)とは、クモ・サソリなどの鋏角類の節足動物に特有で、鋏角の直後にある第2対の付属肢(関節肢)である。種類により感覚や捕食などに用いられる。古くは触鬚'(しょくしゅ)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
触
常用漢字
中学
部首:⾓
13画
鬚
漢検1級
部首:⾽
22画
“触”で始まる語句
触
触手
触書
触穢
触角
触込
触覚
触頭
触出
触鍵