触覚しよくかく)” の例文
旧字:觸覺
そのほかにまだなんとも得体えたいの知れない妙な物の出て来る小説がある。妙な物と云ふのは、声も姿もない、その癖触覚しよくかくには触れると云ふ、要するにまあ妙な物です。
近頃の幽霊 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)