“親棄山”の読み方と例文
読み方割合
おやすてやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
話を親棄山おやすてやまということは同じで、事がらのかなりはっきりとちがっているのが、私のしっているだけでも四種はある。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その一つの好い例として、ちょうど第四種の親棄山おやすてやま、これも我邦わがくにに古くからあったもう一つの話を紹介して見よう。それがまたわたしの最初からの目的でもあったのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
前にあげておいた二通りの親棄山、すなわち孫の言葉と老人の智恵才覚さいかくと、二つの外国できの昔話とちがっている点が、こちらの二つの話、すなわち姨捨山と親棄山おやすてやまとではたがいによく似ている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)