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要砦
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ようさい
ふりがな文庫
“
要砦
(
ようさい
)” の例文
沓掛
(
くつかけ
)
、丸根といえば、もう織田家の領土だった。その一線に散在している数ヵ所の
要砦
(
ようさい
)
が突破されたら、尾州平野は
一瀉千里
(
いっしゃせんり
)
に清洲の城下まで、ほとんど何の支えもないといっていい。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たとえ忠烈な二千の三河武士を血草のなかに捨てる気でも、敵の鷲津と丸根の
要砦
(
ようさい
)
が、大高への道を抑えている以上、脚の重い
輜重馬
(
しちょうば
)
を千余駄も曳いて通ることは、絶対にできない
業
(
わざ
)
であった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
要
常用漢字
小4
部首:⾑
9画
砦
漢検準1級
部首:⽯
10画
“要”で始まる語句
要
要塞
要領
要求
要慎
要諦
要用
要心
要人
要訣