旧字:西藏
王様は私のために金の冠を、西蔵からわざわざ鋳物師を招いて作つて下さいました。王妃は銀の首飾を、御自身のをはづして下さいました。
おそろしく至れり尽せりの外客整備に旅人はただ茫然として突き放されてゐる。此日小高い山腹の曹洞宗木食上人道場自在庵を訪ふ。洒脱な住職が慧海師将来の西蔵仏などを見せてくれた。
“西蔵”の意味
《固有名詞》
「チベット」の漢名。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“西蔵”の解説
西蔵(せいぞう、シーツァン、旧字体では西藏、中国語Xīzàng)は歴史的チベットのうち、アムドやカムを除く、西南部2分の1程度を占める部分に対する中国語による呼称として成立した、地域概念の用語。元代より康熙中期ごろまで用いられた烏斯蔵に代わり、康熙末年ごろより使用され始めた地域概念である。その後、中国以外の漢字圏でこの表記がとりいれられ、あるいは中国国外在住の中国語話者たちが発信するチベット関連の情報において、中国における概念・用法にあわせてチベットの一部として、もしくは中国における概念・用法とは別個に全チベットの総称として、使用されるようになった。本来の、および派生した概念・用法の主要なものは、以下のとおり。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)