“西蔵説話”の読み方と例文
読み方割合
チベタンテイルス100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
シェフネルの『西蔵説話（チベタンテイルス）』に大古湖畔にヴィルヴァ樹の林あり、中に六つの兎が住んだ、ところが一本の木が湖水に陥って大きな音を発すと兎ども大いに懼れて逃げ走る
十二支考：01　虎に関する史話と伝説民俗 (新字新仮名) ／ 南方熊楠(著)
シェフネルの『西蔵説話（チベタンテイルス）』（一九〇六年版）には昔林中に牝獅と牝虎各子一疋伴れたるが棲んだ、ある日獅の不在にその子蕩（まよ）うて虎に近づいたので虎一度はこれを殺そうと惟（おも）うたが
十二支考：01　虎に関する史話と伝説民俗 (新字新仮名) ／ 南方熊楠(著)