“襖姿”の読み方と例文
読み方割合
あおすがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山の紅葉もみじは濃くうすく紅を重ねた間に、霜枯れの草の黄が混じって見渡される逢坂山の関の口から、またさっと一度に出て来た襖姿あおすがたの侍たちの旅装の厚織物やくくり染めなどは一種の美をなしていた。
源氏物語:16 関屋 (新字新仮名) / 紫式部(著)