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襁褓
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しめし
ふりがな文庫
“
襁褓
(
しめし
)” の例文
父親は
鞄
(
かばん
)
に二本からげた
傘
(
かさ
)
を通して、それを
垂下
(
ぶらさ
)
げ、ぞろぞろ附いて来る子供を引っ張ってベンチのところへ連れて行くと、母親も泣き立てる背中の子を
揺
(
ゆす
)
り揺り
襁褓
(
しめし
)
の入った包みを持って
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
直
(
すぐ
)
に
帰
(
けえ
)
って何処の人だか
手掛
(
てがゝり
)
イ見付けようと思って客人が預けて行った荷物を開けて見ると、
梅醤
(
うめびしお
)
の
曲物
(
まげもの
)
と、
油紙
(
あぶらッかみ
)
に包んだ孩児の
襁褓
(
しめし
)
ばかりサ、そんで二人とも
棄児
(
すてご
)
をしに来たんだと分ったので
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“襁褓”の意味
《名詞:おしめ》
「おしめ」を参照。
《名詞:きょうほう》
赤子を包む産着。
おむつ。おしめ。
《名詞:むつき》
「むつき」を参照。
(出典:Wiktionary)
“襁褓(おむつ)”の解説
おむつ(御襁褓)、は、尿や便を捕捉するため下腹部に着用する布や紙である。使用形態や元々の素材から大きく布おむつと使い捨ておむつ(紙おむつ)に分類される。
(出典:Wikipedia)
襁
漢検1級
部首:⾐
16画
褓
漢検1級
部首:⾐
14画
“襁褓”で始まる語句
襁褓乞
襁褓艸
襁褓敝衣