襁褓しめ)” の例文
あ「いゝえおっかさんは今日は五度いつたび御膳をあがって、しまいにはお鉢の中へ手を突込つッこんであがって、仕損しそこないを三度してお襁褓しめを洗った」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いまおまえが、お襁褓しめをあてている子どもをよく御覧。それは誰だ?
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
海老茶だ、あ、すかんぽだ、あ、お襁褓しめだ。あ、おっている。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)