“被考”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんがえられ50.0%
かんがへられ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしこの三首ばかりにては、強き方に偏しをり候へば、あるいはまた強き歌をのみ好むかと被考かんがえられ候はん。なほ多少の例歌を挙ぐるを御待可被下おまちくださるべく候。
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
しかしこの三首ばかりにては強き方に偏し居候えばあるいはまた強き歌をのみ好むかと被考かんがえられ候わん。なお多少の例歌を挙ぐるを御待可被下まちくださるべく候。〔『日本』明治三十一年三月一日〕
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
併し此三首ばかりにては強き方に偏し居候へば或は又強き歌をのみ好むかと被考かんがへられ候はん。猶多少の例歌を擧ぐるを御待可被下候。
歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
此間違は全く落馬せしものありての事ならんと被考かんがへられ候。
政治の破産者・田中正造 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)