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行届
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いきとど
ふりがな文庫
“
行届
(
いきとど
)” の例文
旧字:
行屆
老女の指図はさすがに
行届
(
いきとど
)
きます。が、それは、京姫の物言わぬ眼が、恐しく雄弁に老女を指図して居るのを、村松金之助は見逃しはしなかったのです。
奇談クラブ〔戦後版〕:06 夢幻の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
家の中では幸い、金儲けの前祝いらしく、酔っ払った声が乱れ飛んで、庭への注意は
行届
(
いきとど
)
かない様子です。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
なまじ足手
纏
(
まとい
)
がなくて反ってよかったとしても、相手の警備の
行届
(
いきとど
)
いているのに驚いている頃は、巧妙に作られた罠に
陥込
(
おちこ
)
んで、免れようもなく
羽搏
(
はばた
)
いていたのでした。
十字架観音
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の説明は、
行届
(
いきとど
)
きます。
銭形平次捕物控:282 密室
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
届
常用漢字
小6
部首:⼫
8画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末