蟠纏ばんてん)” の例文
そのおのおのには、内側のものと外側のものとの脈帯のひだたがっている。それすら、複雑蟠纏ばんてんを極めているのに、下より突き上げ上からし重なるよう、十一の火山脈が縦横に走る。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)