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蜿蜒
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うねうね
ふりがな文庫
“
蜿蜒
(
うねうね
)” の例文
唐橋を渡って、行列は城門へ
蜿蜒
(
うねうね
)
と隠れて行く。——日吉は、生れて初めての、橋を越え、門を
潜
(
くぐ
)
った。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その下が
麦畠
(
むぎばたけ
)
で、麦畠の向うがまた岡続きに高く
蜿蜒
(
うねうね
)
しているので、北側の
眺
(
なが
)
めはことに
晴々
(
はればれ
)
しかった。
須永
(
すなが
)
はこの空地の
端
(
はし
)
に立って広い眼界をぼんやり見渡していた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その辺りから、
備前
(
びぜん
)
の
国境
(
くにざかい
)
の方へ、白く
蜿蜒
(
うねうね
)
と
果
(
はて
)
を消しているのが、海岸線と見て間違いはあるまい。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“蜿蜒”の意味
《名詞》
蛇のようなものがうねうねと進むこと。また、そのようなさま。
うねうねと長く続くこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
蜿
漢検1級
部首:⾍
14画
蜒
漢検1級
部首:⾍
13画
“蜿蜒”で始まる語句
蜿蜒裊娜