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蜆子和尚
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けんすおしょう
ふりがな文庫
“
蜆子和尚
(
けんすおしょう
)” の例文
宗近君はずんど
切
(
ぎり
)
の
洋袴
(
ズボン
)
を二本ぬっと立てた。
仏見笑
(
ぶっけんしょう
)
と
二人静
(
ふたりしずか
)
と
蜆子和尚
(
けんすおしょう
)
と
活
(
い
)
きた
布袋
(
ほてい
)
の置物を残して廊下つづきを
中二階
(
ちゅうにかい
)
へ上る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
茶がかった
平床
(
ひらどこ
)
には、釣竿を
担
(
かつ
)
いだ
蜆子和尚
(
けんすおしょう
)
を
一筆
(
ひとふで
)
に
描
(
か
)
いた
軸
(
じく
)
を閑静に掛けて、前に青銅の
古瓶
(
こへい
)
を
据
(
す
)
える。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蜆
漢検1級
部首:⾍
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
尚
常用漢字
中学
部首:⼩
8画