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蛮声
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ばんせい
ふりがな文庫
“
蛮声
(
ばんせい
)” の例文
旧字:
蠻聲
そういっているとき、受付の方角から、大きな
蛮声
(
ばんせい
)
がこっちへ響いてきた。田毎大尉と戸川中尉とは、思わず顔を見合せた。
空中漂流一週間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それはその町のとある
空地
(
あきち
)
に、
大
(
だい
)
テントを張って興業していた、娘曲馬団の客寄せ楽隊で、旧式な
田舎
(
いなか
)
音楽が、
蛮声
(
ばんせい
)
を張り上げて、かっぽれの曲を、
滅多無性
(
めったむしょう
)
に吹き鳴らしているのであった。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ガラッ八は精いっぱいの
蛮声
(
ばんせい
)
を張り上げてそれを喰い留めています。
銭形平次捕物控:101 お秀の父
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ピカ一が横から
蛮声
(
ばんせい
)
をはりあげて
不連続殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
蛮
常用漢字
中学
部首:⾍
12画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“蛮”で始まる語句
蛮人
蛮夷
蛮
蛮船
蛮衣
蛮勇
蛮夫
蛮野
蛮族
蛮音