“蘭袋”の読み方と例文
読み方割合
らんたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、運命は飽くまでも、田岡甚太夫に刻薄こくはくであった。彼の病はおもりに重って、蘭袋らんたいの薬を貰ってから、まだ十日と経たない内に、今日か明日かと云う容態ようだいになった。
或敵打の話 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)