“蘇定”の読み方と例文
読み方割合
そてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その曾頭市そうとうしは曾一家の勢力で私領化され、ほとんど全市一大要塞をなし、武術師範の史文恭しぶんきょうをかしらに、曾塗そうと蘇定そてい、曾密、曾索そうさく曾魁そうかいなどの一族でかためられ、じつに苦戦は苦戦だったが
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほかに史文恭しぶんきょうという兵法家、蘇定そていという武術の師範まで召抱えて、曾頭市四千戸の街そのものが、いつでも曾家のほりを中心に、全市一つの要塞化となるような組織にもなっているとのことだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)