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藪雀
ふりがな文庫
“藪雀”の読み方と例文
読み方
割合
やぶすずめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶすずめ
(逆引き)
「しょせん、一庵の巣に隠れて、乱世をよそに、
藪雀
(
やぶすずめ
)
のような気ずい気ままはしてはおれまい。……そのうえ、妻子の
枷
(
かせ
)
を求めるなどはやりきれん」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いまの都会とちがって、南北朝時代の京都などには、京雀ともいうほど朝夕わんさと雀が
囀
(
さえず
)
ッていたろうし、兼好法師などはその
藪雀
(
やぶすずめ
)
の一羽に似ていた。けれど小説中の雀は私の創作である。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藪雀(やぶすずめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
藪
漢検準1級
部首:⾋
18画
雀
漢検準1級
部首:⾫
11画
“藪”で始まる語句
藪
藪蚊
藪入
藪鶯
藪蛇
藪畳
藪蔭
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藪睨
藪地