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トウシ
ふりがな文庫
“
藤氏
(
トウシ
)” の例文
志斐
ノ
老女が、
藤氏
(
トウシ
)
の
語部
(
カタリベ
)
の一人であるやうに、此も亦、この
当麻
(
タギマ
)
の村の旧族、当麻
ノ
真人
(
マヒト
)
の「
氏
(
ウヂ
)
の
語部
(
カタリベ
)
」、亡び残りの一人であつたのである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
淡海公
(
タンカイコウ
)
の孫、
大織冠
(
タイシヨククワン
)
には曽孫。
藤氏
(
トウシ
)
族長
(
ゾクチヤウ
)
太宰帥、
南家
(
ナンケ
)
の豊成、其
第一嬢子
(
ダイイチヂヤウシ
)
なる姫である。屋敷から、一歩はおろか、女部屋を
膝行
(
ヰザ
)
り出ることすら、たまさかにもせぬ、
郎女
(
イラツメ
)
のことである。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
あれと、おなじ表情をして居る。其も、尤であつた。志斐
ノ
老女が、
藤氏
(
トウシ
)
の
語部
(
カタリベ
)
の一人であるやうに、此も亦、この當麻の村の舊族、
當麻眞人
(
タギマノマヒト
)
の「
氏
(
ウヂ
)
の
語部
(
カタリベ
)
」、亡び殘りの一人であつたのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
あれと、おなじ表情をして居る。其も、尤であつた。志斐
ノ
老女が、
藤氏
(
トウシ
)
の
語部
(
カタリベ
)
の一人であるやうに、此も亦、この
當麻
(
タギマ
)
の村の舊族、當麻
ノ
眞人
(
マヒト
)
の「
氏
(
ウヂ
)
の
語部
(
カタリベ
)
」、亡び殘りの一人であつたのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“藤氏”の意味
《名詞》
氏族の一つ。藤原氏。
(出典:Wiktionary)
藤
常用漢字
中学
部首:⾋
18画
氏
常用漢字
小4
部首:⽒
4画
“藤氏”で始まる語句
藤氏族長
藤氏擅権