“薬蝋”の読み方と例文
読み方割合
やくろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亡骸なきがらはプリゴネと称する薬草の液に浸し、麝香草じゃこうそうの花を詰めて腐敗をふせぎ、金銀を象嵌ぞうがんしたる瑪瑙めのうの寝棺に納め、さらにこれを桃金花てんにんかの木にてつくれるかくに入れ、薬蝋やくろうをもって密封し
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)