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桃金花
ふりがな文庫
“桃金花”の読み方と例文
読み方
割合
てんにんか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんにんか
(逆引き)
庭の彼方の糸杉と
山毛欅
(
ぶな
)
と
桃金花
(
てんにんか
)
との森の彼方に隠れて、あたりには夕暗が
縹渺
(
ひょうびょう
)
と垂れ込めて、壁に設けられた燭台の上には灯が煙々と輝き
初
(
そ
)
めていたが
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
大空はくっきりと晴れて雲一つなく、
桃金花
(
てんにんか
)
と
薔薇
(
ばら
)
の小枝が顔さし伸べて、私の書いているこの
紙草
(
パピュルス
)
の上に
花弁
(
はなびら
)
を降らせ、柔らかに陰を作っていてくれるのです。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
そういうわけで、私は今
桃金花
(
てんにんか
)
と薔薇の花陰に座を占めながら、この
紙草
(
パピュルス
)
にペンを走らせているのです。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
桃金花(てんにんか)の例文をもっと
(1作品)
見る
桃
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
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