薄切うすき)” の例文
そして其の丹念なことは、きれ薄切うすきれたところや、薄くなつてゐる部分を、どんなに手間がかゝつても、綴らなければ気がすまないといふ風であつた。
余震の一夜 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)