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蒼黯
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あおぐろ
ふりがな文庫
“
蒼黯
(
あおぐろ
)” の例文
雪の下からは
蒼黯
(
あおぐろ
)
い偃松が、杉菜ほどに小さく見えて、黄花石楠花は、白花石楠花に交って、その間にちらほらしている、一団の霧が槍へ吹っ懸けて、白い烟をパッと立てるので
槍ヶ岳第三回登山
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
蒼黯
(
あおぐろ
)
い葉で丸く塊まった森は、稀に入って来る人間を呑み込んで、その蒼い扉をぴったりと閉じ、シンと沈黙してしまう、唐松の梢が、風にさやさやと
揺
(
ゆら
)
めくと、今まで黙っていた焼岳の灰が
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
黯
漢検1級
部首:⿊
21画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味