葦張よしずば)” の例文
五寸も距離があり身体は地球から二、三寸上を、人魂ひとだまの如くフワリフワリと飛んでいる如く感じられてならぬ、心常に落付かない、その代り夏は葦張よしずばり、風鈴、帷子かたびらの如くすずしい
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)