董昭とうしょう)” の例文
また董昭とうしょうは——さきに、帝の勅使として来て曹操にその人品を認められていたかの董昭公仁こうじんは——この際いちやく、洛陽のれいに登用された。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いつでも」と、いう態勢を整えたので、いよいよ許都を発しようとすると、長史董昭とうしょうおもねって彼にこうすすめた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お尋ねにあずかって恥じ入ります」と、勅使董昭とうしょうは、言葉少なに、曹操へ答えた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おいおい、董昭とうしょうをよべ」と、近侍へいいつけながら、大歩して去ってしまった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
済陰定陶さいいんていとう(山東省)の生れで董昭とうしょうあざな公仁こうじんと申します」
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いま重臣董昭とうしょうから
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)