“落袋”の読み方と例文
読み方割合
かくし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
涼しい風の来そうなところをえらんで、腰を掛けて、相川は洋服の落袋かくしから巻煙草を取り出す。原は黒絽くろろの羽織のまま腕まくりして、帕子ハンケチで手の汗を拭いた。
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)