菩提さとり)” の例文
だから私どももまた般若の智慧を磨くことによって、みな共に仏道を感じ、真の菩提さとりの世界へ行かねばうそだ、ということをいったものであります。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
八九 心は正しき菩提さとりの要素を正しく修習し、執著無く、執著を棄つることを樂しみ、心の穢を盡し、知見を具する人は、現世に於て(すでに)涅槃に入れるなり。
法句経 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「きょう彼岸さとりの種をく日かな」で、菩提さとりのたねをまく日が彼岸です。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
私どもの身体は、ちょうど、一本の菩提さとりだ。心は清く澄んだ鏡である。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)