“菅田庵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんでんあん50.0%
すがたあん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特に茶の湯をたしなまれ、有名な茶器を沢山集め、菅田庵かんでんあんという茶室を設け、楽山らくざんでは好む茶器を焼かせました。参勤交代さんきんこうたいの時ですら、道中愛器を駕籠かごに乗せておともをさせたといいます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
松江の郊外にある菅田庵すがたあんは、不昧公が遺愛の茶室で知られてゐる。松江における不昧公の位置は、白河における樂翁公のそれを思ひ出させる。
山陰土産 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)