)” の例文
夏のころ梅の如き淡紅たんこうの花を開きのちをむすび熟するときはけて御輿みこしのわらびでの如く巻きあがる。茎も葉も痢病の妙薬なりといふ。みこしぐさ。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)