“莢蒾”の読み方と例文
読み方割合
がまずみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば莢蒾がまずみなどはいい色だが、どこで注意して見てもついぞこれにたかっている小鳥を見ない。南天なんてんの実には鵯は花鳥の画では附き物だが、うちの南天などはかつて省みられたことがない。
かはづなく水田のさきの樹群にししら/\見ゆる莢蒾がまずみの花
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)