“荷庫”の読み方と例文
読み方割合
にぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「かしら、三次はどこへ行ってしまったのか、姿が見えません。機関室にも、荷庫にぐらにも、どこにもいません」
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
土蔵は幾戸前いくこまえもありますが、それは道を距てた河岸っ縁の荷庫にぐらで、貴重品を入れる土蔵というのは、家の裏に大きいのが一と戸前だけ、その裏へ廻ると、隣の物置とじめじめした路地を距てて