荷兮かけい)” の例文
草の葉や足の折れたるきり/″\す 荷兮かけい
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
この村の広きに医者の無かりけり 荷兮かけい
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
芥子あまの小坊交りにうちむれて 荷兮かけい
芭蕉について (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
有明ありあけ主水もんどに酒屋つくらせて 荷兮かけい
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
田中なる小万こまんが柳おつる頃 荷兮かけい
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
しらかみいさむこし独活苅うどがり 荷兮かけい
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)