荒磨あらとぎ)” の例文
彼は生皮革なまがわで巻いたマキリのつかをシッカリと握り直した。谷川の石で荒磨あらとぎを掛けたそりの強い白刃しらはを、自分の背中に押し廻しながら、左手で静かに扉を押した。
白菊 (新字新仮名) / 夢野久作(著)