荒破屋あばらや)” の例文
荒破屋あばらや同然の二階。裸電気の下で、母と私ははだかになって涼む。燈火の賑やかな上り列車が走って行く。うらやましい。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)