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苦策
ふりがな文庫
“苦策”の読み方と例文
読み方
割合
くさく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさく
(逆引き)
八五郎を拝んで、平次を引出したのは、土地の仲間にこの功名を
渫
(
さら
)
って行かれたくないばかりの
苦策
(
くさく
)
だったのです。
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
すると
漠々
(
ばくばく
)
たる雲の海から、黒い山脈の
背骨
(
せぼね
)
がもっこりと見えだした。竹童はどうにかして、ここから降りようと
苦策
(
くさく
)
を案じ、いきなり手をのばして
鷲
(
わし
)
の両眼をふさいでしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八五郎を拜んで、平次を引出したのは、土地の仲間にこの功名を
渫
(
さら
)
つて行かれ度くないばかりの
苦策
(
くさく
)
だつたのです。
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
苦策(くさく)の例文をもっと
(3作品)
見る
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
策
常用漢字
小6
部首:⽵
12画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
“苦策”のふりがなが多い著者
吉川英治
野村胡堂