苗蒔なえま)” の例文
名越氏の著述を読んでみると、鼠のいたずらの是ほどはげしかった島もちょっと珍らしい。稲作もっとも害を受く。苗蒔なえまきのもみい、二、三寸出てからも食い、また穂さきも食う。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)