“芳流閣”の読み方と例文
読み方割合
ほうりゅうかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちの一枚は八犬伝の一節で、犬塚信乃いぬづかしの犬飼現八いぬかいげんぱち芳流閣ほうりゅうかくの上で闘っておりますところで、今一つは阿古屋あこや琴責ことぜめの舞台面になっております。
押絵の奇蹟 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
五重の塔の上の屋根が狭くて、残念ながら芳流閣ほうりゅうかくごっこは出来ませんが、その代り五階を完全に堅めさえすれば、曲者は羽がない限り、ここから逃げ出す工夫はありません。